インシデント・アクシデントレポート作成支援ツール
i-REPO α
インシデントレポートは院内の医療安全意識を高めるために作成するものです。
発見→対応→分析→改善の繰り返しです
決まった書式は存在せず5W1H(What・Where・When・Who・Why+How)を基本に報告し、皆で情報を共有するのが目的で、さらに事故内容を分析し再発防止に役立てます
インシデントレポートは職員に報告の習慣をつけさせるためと事故の原因を分析して再発を防ぐ目的があります。
しかし、報告書を書いても集計、分析がリアルタイムでなされないと報告する側のモチベーションも下がってしまうものです。
いつでも登録した結果が簡単に集計できるツールとして使えなければ意味がありません。
難しい分析は専門家に任せ、傾向を分析できるだけでも意味があります。
忙しいスタッフが報告書作成途中で離席したり、いったん登録した報告書を修正したい時も簡単です。
i-REPO αでは、上司はスタッフのレポートを編集したり、インシデントレベルの変更や差し戻しも可能です。
実際の現場の作業手順をもとに機能を考えた使いやすい設計にしました。
i-REPO αの特徴
簡単な選択入力方法
- 入力した全てのデータをEXCELテンプレートに出力し多角的に分析ができます
- ログイン時に入力、編集、閲覧、承認の権限レベルが決まります
- カテゴリータイトルから入力チェックボックスを選択するだけの簡単報告
- 患者状態や発見者、ご操作時の状況や環境は必要な項目のみチェックするだけで状況を報告
- 報告状況の分析も回答内容を見ながら文章化できるので報告事項の漏れもありません
報告書作成
期間、部門、職種などデータを指定してEXCELテンプレートに出力
データベースにはexcelと親和性の高いM/S Accessを採用し自由な形式にデータを出力できます
テンプレートに指定した全てのデータを出力後はボタン一つでグラフ化が可能です
複雑な報告書もofficeシリーズとの連携で様々な報告書に加工できます
分析・集計は3階層、個別項目ごとに選択可能
発生を事象を分類し、カテゴリー集計、分類集計、項目集計が期間で集計できます
集計結果はボタン一つでexcelに出力され、グラフテンプレートによりグラフ出力できます
選択部署年間推移グラフ
複数選択した部署を月ごとに件数集計し棒グラフで表し、入院(来院)件数など特定項目と2軸表示します
部署別レベル円グラフ(期間指定)
複数選択した部署をレベルごとに集計し構成円ブラフにします
レベル別選択部署円グラフ(期間指定)
部署を指定しレベルごとの構成円グラフにします
選択部署別レベル積み上げグラフ(期間指定)
部署別にレベルの内訳を積み上げグラフにします(部署ごとの相対関係がわかります)
指定部署月次内訳棒グラフ(指定月)
指定した月内に発生した事象を内訳別にグラフにします
ヒアリハット11分類構成円グラフ(期間指定)
転倒転落・チューブ管理・・など分類別に発生件数集計します
ヒアリハット分類別構成円グラフ(期間指定)
11分類グラフから1分類ごとに詳細の構成内容を発生件数でグラフ化します
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会員登録で格安料金で独自テンプレートが作成できます
質問項目を自由設定
日本医療機能評価機構の質問項目にマッチした自院だけの項目設定ができます
全ての質問項目、タイトル(カテゴリー)が自由に編集、設定できます
レポート管理者の職責レベルごとに閲覧・承認権限を任意に設定
利用者権限は閲覧許可・入力修正・承認を職員ごとに4段階のレベルが設定できます
【職員の利用者権限の設定と承認範囲】
閲覧権限・・・・一覧の閲覧のみ
一般権限・・・・本人の報告書入力・編集のみ
部門権限・・・・部門の分析資料への入力・編集、部門の報告書の入力・編集および部門内の報告書の承認
管理者・・・・・全ての分析資料への入力・編集、全ての報告書の入力・編集および全員の報告書の承認
※管理者の承認は複数の管理者承認を兼務できます
※ログインするだけで権限を意識することなくレポート作成・編集・了承・分析出力ができます
アクシデントレベルごとの入力・範囲の制限
分析が必要なアクシデントレベルの事象の入力時は、詳細情報の入力を促します
1事象に複数レポートが存在する場合や常習アクシデント患者の傾向をサマリー表示
分析サマリー機能により、アクシデントレポートのサマリーを表示しながら「改善情報」などの入力ができます
質問カテゴリーの階層化と詳細項目の設定
回答者が理解しやすいようにカテゴリー別に質問を自由に設定できます
その他の補足説明も入力でき、回答の範囲が広がります
例)薬の名前なども☑その他(ここに説明を入力できる)に記入できます